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「乗客は好戦的だった」 引きずり下ろし問題のユナイテッド航空CEOが主張

sorae.jp 2017年4月11日 18時18分


 
航空業界に降ってわいた、ユナイテッド航空による乗客の引きずり下ろし問題。乗員が定員を超えてブッキングされていた場合、金銭での解決ができない場合には強制的に降機させられるルールに驚いた方も多いでしょう。そんなユナイテッド航空のCEOは、「(空港職員によって引きずり降ろされた)乗客は挙動不審で好戦的だった」とのメールを従業員に送っていたことがわかりました。
 
この事件は、シカゴの空港で離陸前のユナイテッド航空機にダブルブッキングが発生したことからおきました。ユナイテッド航空はボーナスを付けての金銭的な降機を募ったのですが、誰も応募せず。そしてランダムに4人の乗客を選び強制的に降機させようとしましたが、乗客が降機を拒否し流血につながるトラブルへと繋がったのです。
 
ユナイテッド航空でCEOを務めるOscar Munoz氏は、従業員に対して送ったメールにて「乗務員から降機を頼まれた乗客はだんだん声を荒げ、より挙動不審で好戦的になっていった」としています。
 
そして今回のメールでは従業員の手続きに問題はなく、「私は常に従業員の味方です」と綴っています。従業員に罪を被せない点は立派ですが、彼が乗客の味方なのかは不明です。
 
Image Credit: Wikipedia Commons
■United CEO doubles down in email to employees, says passenger was ‘disruptive and belligerent’
http://www.cnbc.com/2017/04/10/united-ceo-passenger-disruptive-belligerent.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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