初の試みです。ユナイテッド・ローンチ・アライアンスとオービタルATKは4月18日(現地時間)、ケープ・カナベラル空軍基地から「アトラスV」ロケットを打ち上げました。ロケットに搭載されたシグナス補給船はISS(国際宇宙ステーション)へと、無事分離に成功しています。
今回の打ち上げの特徴は、その模様が360度映像としてライブストリーミング配信されたことでしょう。上のYouTube動画はマウスドラッグで自由に視点を変えられるだけでなく、VRヘッドセットで360度映像を楽しむことも可能です。
シグナス補給船に搭載されていたのは、7,600ポンド(約3,450kg)に達する衣類や食料、水、装備、実験装置など。今後もNASAはオービタルATKと2018年までのISSへの輸送契約をしており、またスペースXも同じく輸送に携わります。個人的には、スペースXの「ファルコン9」ロケットの着陸の360度映像をライブストリーミングで見てみたいような……?
Image Credit: NASA
■Atlas V Rocket Launches Private Cygnus Cargo Ship to Space Station
http://www.space.com/36499-atlas-v-rocket-launches-cygnus-cargo-ship-oa7.html?utm_source=rss&utm_medium=rss