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空飛ぶタクシーのプロトタイプ「Eagle」、初飛行に成功 独Lilium開発

sorae.jp 2017年4月24日 19時24分


 
個人用の小型飛行機が街を飛び、高速移動を可能にする「空飛ぶタクシー」。そんな空飛ぶタクシーのプロジェクトの一つが、初飛行に成功しました。上の画像は、ドイツのLiliumが開発中の電動飛行機のプロトタイプ「Eagle」です。
 

 
Eagleは垂直離着陸が可能ないわゆるVTOL機で、垂直飛行と水平飛行を切り替えて運行することができます。プロトタイプの機体は2シーターですが、Liliumが実用化を目指しているのは5シーターの「Lilium Jet」。同社は2019年の有人飛行によるタクシーサービスの運用開始を目指しているのです。
 
Lilium Jetの推進力となるのは、36個のダクテッドファン。電動モーターによって駆動されるこのファンは翼部分に装着され、フラップによって推力の方向を調整。このような切り替え機構により、通常のクアドロコプターの10分の1のエネルギーで飛行することができるのです。
 
Liliumによれば、Lilium Jetの航続距離は300km以上。また速度も300km/hに達します。さらに離着陸に必要な土地もすくなくてすみ、運航コストも通常のタクシー程度に収まる……というのだから、まさに夢のような計画です。現在空飛ぶタクシーはエアバスやUberも開発を進めていますが、近い将来には私達の便利な交通手段になりうるのでしょうか?
 
Image Credit: YouTube
■Lilium plans five-seater air taxi after successful unmanned flight
http://newatlas.com/lilium-electic-air-taxi-maiden/49135/?utm_source=rss&utm_medium=rss
■Watch this all-electric ‘flying car’ take its first test flight in Germany 50
http://www.theverge.com/2017/4/20/15369850/lilium-jet-flying-car-first-flight-vtol-aviation-munich?utm_source=rss&utm_medium=rss

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