無人飛行機のドローンが盛り上がりをみせる一方、同じくひっそりと熱を帯びてきた「個人用の飛行機」。そんな中、グーグル創業者のラリー・ページ氏が支援するKitty Hawkによる一人乗り飛行機「Flyer」の浮上動画が公開されました。
Kitty Hawkによれば、8つのローターを搭載したFlyerの操縦に飛行機用のライセンスは必要ありません。また機体の下部にはフロート(浮舟)を搭載し、まるで水上機のように湖から浮上し着水することができます。
操縦にあたってはエアロバイクのようなU字のハンドルを握り、ハンドルの中央部分にはディスプレイも搭載しています。飛行速度は最大時速40kmで、ピッチやヨー、スロットル……とまるで飛行機やドローンのように操縦するようです。
今後、Kitty HawkはFlyerの市販モデルを年内にアメリカ国内で販売したいとしています。現時点では価格などは不明ですが、このような個人用飛行機がレクリエーション以外にも活用される日が早くきてほしいものです。
Image Credit: Kitty Hawk
■Kitty Hawk’s electric Flyer takes to the air in slick promo video
http://newatlas.com/kitty-hawk-flyer-prototype-promo-test-light-video/49192/?utm_source=rss&utm_medium=rss