スロバキアベースのAeroMobileは、空飛ぶクルマこと「Flying Car」の量産モデルを公開しました。すでに同メーカーは初回生産分の500ユニットの予約を受け付けています。
Flying Carのアピールポイントは、「ちゃんと走れる」点ではないでしょうか。世の中の空飛ぶクルマは「一応車輪でも移動できます……」という物が多い中、Flying Carは最高時速160kmでの走行が可能です。これなら、日常使用にも十分耐えることができるでしょう。
そして、走行形態から飛行形態への変形時間はわずか3分未満。スーパーカー風の車両から主翼やプロペラがせり出し、フロントホイールがシャーシに収納されて飛行モードに移行します。
搭載するのは2.0リッター/300馬力エンジンで、航行距離は約750km、時速259kmでの飛行が可能です。ペイロードは240kgで、大人二人が余裕をもって乗り込むことができます。
Flying Carの初回生産分の価格は120万〜150万ユーロ(約1億5000万〜1億8000万円)。予想通り、ゴージャスな乗り物となりそうですね。製品は2020年までに顧客へと届けられる予定です。
Image Credit: AeroMobil
■AeroMobil Flying Car now available for pre-order
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