民間初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加する、日本チームの「HAKUTO」。そのHAKUTOが行っていたクラウドファンディングキャンペーンが、5月1日の期限の前日にて目標額の3000万円を達成しました!
このA-partでスタートしたキャンペーンでは、月探査ローバー「SORATO」の打ち上げ資金を募集していました。SORATOはインドチーム「チーム・インダス」のランダー(着陸機)やローバーと共に、2017年12月28日に「PSLV」ロケットにて月へ向けて打ち上げられる予定です。しかしロケットの変更などにより、打ち上げ資金が1億円ほど不足していたのです。
そして、月探査レース「Google Lunar XPRIZE」では最初に月面を500メートル走行し、地球へと写真や動画を送信したチームに対して2,000万ドルという賞金が与えられます。HAKUTOやチーム・インダスの他にファイナリストに残ったのは、イスラエルの「SpaceIL」、アメリカチーム「Moon Express」、国際チーム「Synergy Moon」。今後もますます加熱するであろう月探査レースの行方が気になります。
なお、クラウドファンディングキャンペーンの終了は5月1日の23時59分までとまだ猶予があります。SORATOに名前を刻印するリターンなどなかなか興味深いプランも用意されているので、日本チームを応援したい方は支援してみるのも面白そうです。
Image Credit: HAKUTO
■世界初!民間の力で月へ。皆でHAKUTOの月面探査ローバーを打ち上げよう!
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