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「スペースシップ・ツー」、再突入システムで初飛行 民間宇宙旅行目指す

sorae.jp 2017年5月3日 19時31分


 
民間宇宙旅行を目指すヴァージン・ギャランティック社の「スペースシップ・ツー」が、再突入システムを利用した初飛行に成功しました。
 
カリフォルニア州のモハーヴェ空港にて行われた、今回の飛行試験。母艦となる「ホワイト・ナイト・ツー」に吊り下げられたスペースシップ・ツーは5万1000フィート(約1万5500メートル)上空から、4回目となるグライダー飛行を実施したのです。なお、再突入システムは2014年の機体事故以来のテストとなります。
 
この再突入システムは機体後部のテールを上方に跳ね上げ、機体面積を大きくしてカプセルのような形状となり、機体の速度を低下させて安全に落下させる働きを担当します。
 

 
スペースシップ・ツーは6人の乗客と2人のパイロットが搭乗可能。そして高度100kmまで上昇し、無重力状態を体験したり宇宙と地球の境界を望むことができます。現時点でのチケット価格は、一人あたり25万ドル(約2800万円)。最新の予定では2018年末までに商業飛行を行う予定だそうですので、その日を楽しみに待ちたいですね。
 
Image Credit: Virgin Galactic
■Virgin Galactic’s SpaceShipTwo Makes 1st Test Flight of Revamped Re-Entry System
http://www.space.com/36679-virgin-galactic-spaceshiptwo-unity-feather-system-test-flight.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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