フランスの航空機メーカー、エアバスはプライベートジェットの新しいキャビン(客室)デザインを発表しました。
発表されたのは、小型ジェット旅客機「A319neo」をプライベートジェット化した「ACJ319neo」の新しい機内デザイン「インフィニート(無限)」。イタリアの自動車メーカー「パガーニ・アウトモビリ」とのコラボレーションによる機内の特徴は、空が透けて見えるような天井です。
この天井はスクリーンになっており、実際の空をライブビューで投影できるほか、他の画像を表示することもできます。また座席だけでなくカーペットも革張り、木目調の床とエレガントな曲線で構成された白い壁面は統一感があり、ラウンジスペースと会議室の仕切りはボタンひとつで透明にも、不透明にもできます。
以前、エアバスは壁や天井が透明な飛行機のコンセプトを発表したことがありますが、このデザインはそれに一歩近付くものとも言えそうです。ただ、ACJ319neoは一握りのお金持ちしか搭乗できない超VIP機。エアラインの普通の旅客機にもこんな機能が装備されるのが待ち遠しいですね。
Image Credit: Airbus