拡大するセルフィードローン市場への、DJIの回答です。ドローン大手のDJIは5月24日(現地時間)、ミニドローン「Spark」を発表しました。手のひらサイズに自撮りを楽しむ機能を詰め込んだ本ドローン。価格は本体が6万5800円(税込)、「Spark Fly More コンボ」が9万1800円(税込)で、カラーはアンペンホワイト、スカイブルー、メドウグリーン、ラヴァレッド、サンライズイエローの5色。6月15日から配送を開始します。
Sparkには「クイックスタート」「ジェスチャーコントロール」などの自撮りを楽しむ機能を搭載。クイックスタートではFaceAware(顔認識)では電源を入れてから顔を認識して25秒以内に手のひらから離陸しその場でホバリング。そしてジェスチャーコントロールでは手のジェスチャーで機体をコントロールし、空撮写真が撮影できます。
またタップ一つでさまざまな撮影飛行が楽しめる「クイックショット」、障害物を認識しながらタップした方向にに飛行する「タップフライ」、被写体を自動追尾する「アクティブトラック」も特徴です。
本体には1200万画素カメラを搭載。1/2.3インチセンサー、焦点距離25mm(35mm版換算)、F値2.6のレンズを搭載したカメラが2軸のメカニカルジンバルに搭載され、パノラマや被写体深度の浅い「シャロー・フォーカス」などで撮影できます。
基本スペックは最大飛行時間が16分、最高速度が50km/h、最大伝送距離が2km/720p動画。DJI GogglesによるFPV飛行にも対応しています。
追記:公式ホームページによると、離陸重量は300g。改正航空法によれば、許可無しでの人口密集地での飛行はできないもとの考えられます。残念。
Image Credit: DJI
■DJI
http://www.dji.com/jp/spark