拡大するドローン産業の力強い後押しとなるのでしょうか。コロプラの共同設立者でもあった個人投資家の千葉 功太郎氏が中心となり、国内初のドローン・スタートアップ特化のベンチャーキャピタル「Drone Fund(ドローンファンド)」が6月1日からスタートすることが発表されました。
ドローン産業は2022年までに1400億円市場に成長することが期待されています。ドローンファンドはスタートアップに対して投資を行い、創業立ち上げをサポートするとのこと。すでに11社のスタートアップとも連携を予定しているそうです。
ドローンはホビー用途だけでなく、配達や監視、建築や農業など、さまざなま利用用途が想定されています。すでに千葉県幕張にて戦略特区を設けてドローン配達の実験が進められており、それ以外にもドローンを利用した米作りや気象予報、セコムによる監視サービスなどが登場。また国内でも建築物の検査に特化したドローンがPRO DRONE社から発表されるなど、今後の発展が見込まれています。
一方、民生用や産業用ドローンの開発では中国が非常に大きな存在感を見せています。今回ファンドを立ち上げる千葉氏は個人的にも20台以上のドローンを保有し、国土交通省全国包括飛行許可を有するドローンスペシャリストとのことで、その見地が日本のドローン産業で活用されることが期待されます。
Image Credit: Drone Fund
■日本初のドローン・スタートアップに特化した専門ファンド「ドローンファンド」が設立
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000026186.html