エアバスはパリ・エアショーにて、総2階建ての新型超大型旅客機「A380plus」を公開しました。こちらはすでに運用されている「A380」のバリエーションとなります。
A380plusは新型の大型ウィングレットを採用し、燃料消費を4%低減。また座席あたりのコストも13%低下しています。このウィングレットは高さ4.7メートル(上方に3.5メートル、下方に1.2メートル)と大型のものです。
さらに新座席レイアウト「cabin enablers」により、80座席の追加が可能に。これには階段や乗務員の休憩区画の再設計、サイドウォールの収納の除去、そして9列仕様のプレミアムエコノミークラスと11列仕様のエコノミークラスが設定されています。
A380plusの最大離陸重量は578トンに増加。最大航続距離も8,200海里とA380から300海里増えています。
Image Credit: AirBus
■Airbus presents the A380plus
http://www.airbus.com/newsroom/press-releases/en/2017/06/airbus-presents-the-a380plus.html