ボーイングはパリ・エアショーにあわせ、新型旅客機「737 MAX 10」を正式発表しました。こちらは同社のナローボディー機の「737 MAX」ファミリーの中でも、もっとも全長が長いバリエーションとなります。
737 MAX 10は737 MAX 9よりも胴体が66インチ(約1.7メートル)長く、最大230人の乗客を収容可能。またボーイングのナローボディー機の中でも、座席あたりのコストが最も低く抑えられています。搭載するエンジンはCFMインターナショナル製の「LEAP-1B」です。
その他にも、中央ドアの改良や軽量な圧力隔壁、低速飛行時のための翼の改良も行われています。ボーイングの発表によれば、737 MAX 10はすでに10社以上の航空会社から240機以上の受注を獲得しているとのことです。
Image Credit: Boeing
■Boeing Launches Larger Capacity 737 MAX 10 at 2017 Paris Air Show
http://boeing.mediaroom.com/2017-06-19-Boeing-Launches-Larger-Capacity-737-MAX-10-at-2017-Paris-Air-Show