パリのル・ブールジェ空港で6月19日から25日まで開催された、パリ・エアショー。その場で展示された三菱航空機のリージョナルジェット「MRJ」の回送(フェリーフライト)や離着陸の様子が、動画で公開されました。
ローンチカスタマーとなるANA(全日本空輸)のペイントが施されたMRJの3号機は、飛行試験を行っていた米ワシントン州のモーゼスレイク・フライトテスト・センターからカナダやアイスランドを経由して、パリへと到着。MRJがヨーロッパへと訪れるのは今回が初めてとなります。
公式には2020年半ば、あるいはもしかすると1年ほど前倒しされるかもしれない、MRJの納入。今回のパリ・エアショーで機体の受注に繋がったという話は聞いていませんが、着実に納入までの歩みを進めてほしいものです。
Image Credit: 三菱航空機
■MRJ Arrives at PAS2017