ドローンによるサービスでなかなか楽しみなのが、食料品の配達。これまでにもドミノ・ピザや米セブンイレブンが配達サービスをテストしています。そんな中、コロラド州のデンバーにあるとあるベーカリーがDrone Dispatchと協力して、ドローンによるドーナツの配達をテストしました。
このテストでは、ドローンはドーナッツを公的機関、例えば警察官や消防署、それにデンバー市長へと配達しています。アメリカの警察官といえばパトカーでドーナツを買い付けるイメージがありますが、とうとうドローンでドーナツを調達する時代がくる……のかもしれません。
なおアメリカではFAA(連邦航空局)の規制により、ドローンを目視下での短距離でしか飛行させることができません。ですのでドーナッツもすべて警察署や行政機関がある場所から配達されました。この点、残念ながらアメリカのドローン運用に関する規制緩和は上手く進んでいないように見えます。
今回のテストに関し、デンバー市長のMichael Hancock氏は「これこそが21世紀らしい効率化だ」と、興奮した様子で述べたそうです。ドローンができたてのファストフードを届ける時代がもうすぐそこまで迫っていると思うと、なんともワクワクしますね。
Image Credit: Denver Business Journal
■Donuts delivered via drone is the future we all imagined
https://thenextweb.com/insider/2017/06/01/donuts-delivered-via-drone-future-imagined/