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「しきさい/つばめ」JAXAの2衛星の愛称が決定 今年度中に打ち上げのGCOM-CとSLATS

sorae.jp 2017年7月14日 12時34分


 
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2017年7月14日、今年度に同時に打ち上げる2つの人工衛星の愛称を「しきさい(SHIKISAI)」「つばめ(TSUBAME)」に決定したことを発表しました。しきさいは「気候変動観測衛星(GCOM-C)」、つばめは「超低高度衛星技術試験機(SLATS)」に相当します。
 
しきさいは19種類のさまざまな色(波長)を観測できるセンサ「多波長光学放射計(SGLI)」を搭載し、気象変動メカニズムの解明を目指します。愛称の選考の理由は「植生、海洋、雪氷等、多くの観測対象をもつ彩り豊かなイメージ」が衛星にあっているからとしています。
 
そしてつばめは高効率イオンエンジンを搭載し、高度300km以下の「超低高度軌道」の継続飛行の技術実証を目指します。愛称の選考の理由は「細長い機体に太陽電池パドルをつけて超低高度を飛行するSLATSの姿が、ツバメが低空飛行する姿と重なる」からとのこと。
 
2機の人工衛星は種子島宇宙センターからH-IIAロケットによって打ち上げられる予定です。また、今回決定された愛称を応募した人全員に記念品が送られ、さらに抽選でそれぞれ1組2名ずつが種子島宇宙センターでの打ち上げ見学に招待されます。当選者は本人への連絡を持って発表となる予定です。
 
Image Credit: JAXA
■気候変動観測衛星(GCOM-C)と超低高度衛星技術試験機(SLATS)の愛称決定について
http://www.jaxa.jp/press/2017/07/20170714_gcomc_slats_j.html

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