ドローンの産業利用は配送や監視分野だけにとどまりません。スカイロボットは8月2日から7日まで、東京日本橋の三越百貨店にてドローンで生育調査および収穫を支援したブルーベリーの販売を浅草農園を通じて行いました。
ドローン業界初となるこのドローン育成支援によるブルーベリーは、長野県の諏訪郡富士見町に「ドローンベリー農園」を設けて行われました。販売は盛況だったようで、来年夏には今回の販売量の3倍の収穫と販売を目指すそうです。また、ブルーベリーを使ったジャムの販売も来年夏頃から始まるとのこと。
農業には昔から農薬散布用の小型ヘリコプターが利用されてきた流れから、農業利用を想定したドローンもすでにいくつか市場に存在します。また日本気象協会は「ドローン向け気象情報」の提供に向けて研究を開始するなど、ドローンの幅広い利用に向けた取り組みが進んでいます。
すでにドローンで育成を支援した「ドローン米」も登場するなど、今後もドローンと農業の結びつきはさらに強くなりそうです。
Image Credit: PR Times
■ドローン業界初!ドローンで生育調査および収穫を支援した「ドローンベリー」が登場日本橋の三越百貨店にて6日間の期間限定で発売
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