先週14日には「ドラゴン補給線」を打ち上げたスペースX社のロケット「ファルコン9」ですが、打ち上げはまだまだ続きます。同社のロケットは8月24日(現地時間)の人工衛星の打ち上げに向けて、カリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地で8月19日にエンジンの点火テストを行いました。
8月24日の打ち上げでは、台湾の地球観測衛星「Formosat 5」がロケットに搭載されます。台湾国家宇宙センター(NSPO)が出資したFormosat 5は、重量が475kg。ロケットにより高度720kmの太陽同期軌道に投入され、モノクロやカラーで地上を撮影します。
打ち上げ時刻は8月24日の18時50分(GMT)を予定しており、44分の打ち上げウィンドウが設定されています。また新造されたロケット第1段は太平洋に設置されたドローン船への着陸を試みる予定です。
Image Credit: スペースX
■Falcon 9 rocket test-fired for California launch next week
https://spaceflightnow.com/2017/08/19/falcon-9-rocket-test-fired-for-california-launch-next-week/