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「H-IIA」ロケット、インマルサット衛星「Inmarsat-6」初号機の打ち上げ契約 2020年予定

sorae.jp 2017年9月12日 18時47分


 
三菱重工は2017年9月12日、イギリスのインマルサット社の第6世代通信衛星「Inmarsat-6」シリーズの初号機「Inmarsat-6 F1」の打ち上げ輸送サービスの契約を締結したと発表しました。Inmarsat-6 F1は2020年に「H-IIA」ロケットで打ち上げられる予定です。
 
仏エアバス ディフェンス アンド スペース社が製造するInmarsat-6 F1はLバンドとKaバンドを利用する通信衛星で、Lバンドによる携帯電話や船舶、飛行機などの移動体や、Kaバンドによる「グローバルエクスプレスシステム」の向上に利用されます。
 
また言わずと知れたH-IIAロケットは三菱重工が製造するロケットで、近年は35回連続打ち上げ成功、打ち上げ成功率97.6%と、きわめて安定した打ち上げ実績を積み上げています。このことも、打ち上げ契約の獲得に繋がったことでしょう。
 
なお、三菱重工ではJAXAと共同で現在H-IIAの後継機となる「H3」ロケットを開発しています。H3初号機は2020年の打ち上げを予定しています。
 
Image Credit: JAXA
■英インマルサット社の「Inmarsat-6」シリーズ初号機打上げ輸送サービスを受注海外顧客から5件目、2020年にH-IIAロケットで打上げ
https://www.mhi.co.jp/news/story/170912.html

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