大手ドローンメーカーのDJI社は、以前発表してたインターネット接続をシャットダウンする「ローカルデータモード」を最新アップデートで配信しました。
2017年8月に配信が予告されていたこの機能。DJIのドローンはデータや画像、動画をDJIのサーバーに保存することが選択できるのですが、そのような状態はセキュリティ的な問題になると米陸軍が指摘。そして、米陸軍はDJI製ドローンの使用禁止を言い渡していたのです。
プライバシーモードではアプリがインターネットに接続できなくなることで、マップやジオフェンス情報が更新されなくなります。つまり、操縦者は自身でドローンの飛行禁止地域を把握する必要があるのです。正直、あまり一般向けの機能とは思えませんね。また、高度や距離、スピード情報は記録され、写真や動画は全てドローンに挿入したSDカードに保存されます。
プライバシーモードはプラットフォームやアプリによってはまた配信が開始されていませんが、ずはプロ向けの「DJI Pilot」アプリに配信され、反響を見守るそうです。
Image Credit: DJI
■DJI launches a privacy mode for its drones after US Army ban
https://www.theverge.com/2017/10/2/16398386/dji-privacy-drones-local-data-mode