国内ドローン開発企業のプロドローンは2017年10月5日、米販売子会社のProdrone Inc.がカリフォルニアのスタートアップ企業GRADと共同で、「落書き消しドローン」を開発すると発表しました。
日本でもそうですが、海外では特に道路壁や高架、橋脚などに落書きがされていることがあり、その除去には手間がかかります。そしてアメリカのサンノゼ市はテクノロジーを利用してしない道路の落書きを消す「Unleash Your Geek」というコンテストを開催。そしてGRADによるプロドローンの壁面張り付き型ドローン「PD6-CI-L」を使うソリューションが見事優勝したのです。
今後「落書き消しドローン」は国内で開発され、米国での実稼働は2018年中を目指すそうです。PD6-CI-Lは2016年9月の発表当時からそのユニークな性能とスタイルが注目を集めていましたが、落書き消しにも使えるとは、ドローンの利用範囲の広さを思い知らされますね。
Image Credit: PRODRONE
■米スタートアップ企業GRADと「落書き消しドローン」の共同開発に着手。シリコンバレーの若い起業家、プロドローン機体を使ってコンペ優勝
https://www.prodrone.jp/archives/3128/