JAXAは2017年10月8日、準天頂衛星「みちびき4号機」を搭載した「H-IIA」ロケット(H-IIA・F36)を10月10日7時01分37秒に打ち上げると発表しました。発射場は種子島宇宙センターで、予備期間は10月11日〜11月30日が設定されています。
みちびき4号機は「準天頂衛星システム(QZSS)」を構築する人工衛星。GPSを補完しビル間での測位が可能になったり、受信機によっては正確な測位が可能になります。サイズは高さ約6.2×幅約2.9×奥行約2.8mで、太陽電池パドル両翼端間は19m。2018年度から4機体制でのサービスを開始します。
そして「H-IIA36号機(H-IIA・F36)」ロケットはH-IIA202型のロケットで、2つの固体ロケットブースタを搭載。近地点高度約250km、遠地点高度約36140kmの準天頂遷移軌道上へとみちびき4号機を分離します。
Image Credit: JAXA
■H-IIAロケット36号機による「みちびき4号機」(準天頂衛星)の打上げ時刻について
http://www.jaxa.jp/press/2017/10/20171008_h2af36_j.html