ヤマハ発動機は薬剤散布などでの利用を想定した産業用ドローン「YMR-01」を、2017年10月11日から13日に幕張メッセで開催される「第4回国際次世代農業EXPO」で展示すると発表しました。YMR-01は2018年に発売予定となっています。
YMR-01は6軸/8ローター構成となる二重反転ローターを搭載し、適切な降下気流を生み出します。そして二重反転軸近傍に散布ノズルを設置し、作物まで均一に薬剤を届けられるとのこと。また本体は軽量カーボン製で、産業用無人ヘリコプターに相当する1フライトあたり1ヘクタールの連続散布が可能です。
従来薬剤散布には無人ヘリが活躍していましたが、ドローンはより小さな圃場での活躍が期待されています。またヤマハ発動機は株式会社やまびこと提携し、やまびこからの粒剤散布装置の供給、それにやまびこの販売網でのYMR-01の取扱いも予定しています。
Image Credit: ヤマハ発動機
■優れた薬剤散布性能に貢献する“二重反転ローター”採用 産業用ドローン「YMR-01」を次世代農業EXPOに展示
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2017/1010/ymr-01.html