2017年10月15日(現地時間)、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「アトラスV」ロケットが打ち上げられました。ロケットには偵察衛星「NROL-52」が積載されており、軌道へと投入された模様です。
フロリダのケープカナベラル空軍基地から3時28分に打ち上げたられたアトラスV。その打ち上げは天気の影響や搭載機器の交換などにより、1週間以上遅れていました。また今回のミッションは機密扱いなので、人工衛星の投入軌道は公開されていません。
そして搭載されていたNROL-52は、アメリカ国家偵察局(NRO)によって製造されたもの。アトラスVによるNROの人工衛星の打ち上げは今回が26回目で、アトラスVの打ち上げは74回目。それらのミッションは全て成功に終わっています。
アトラスVは2017年9月24日にもNROの偵察衛星「NROL-42」の打ち上げを行っています。
Image Credit: United Launch Alliance/Jeff Spotts
■Atlas V Rocket Launches New US Spy Satellite on Secret Mission
https://www.space.com/38364-atlas-v-rocket-launches-spy-satellite-nrol-52.html