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スペースコム、スペースXでの衛星打ち上げに2019年から復帰 爆発事故の保険利用

sorae.jp 2017年10月24日 12時4分


 
事故後にスペースX社が積み上げてきた実績から、若干記憶から遠くなりつつある2016年9月のロケット爆発事故。その時に人工衛星を失ったイスラエルのスペースコム社が、2019年にスペースXの「ファルコン9」ロケットでの衛星打ち上げに合意したことが海外で伝えられています。
 
SpaceNewsの報道によれば、スペースコムは人工衛星「Amos-17」をファルコン9で打ち上げるとのこと。このファルコン9は再使用ロケットとなる可能性もあるそうです。また打ち上げ代金は、2016年の爆発事故で失われた「Amos-6」の保険で賄われます。Amos-17はボーイングによって製造され、アフリカ地域に通信関連のサービスを提供することになります。
 
一方失われたAmos-6の後継機ですが、こちらは「Amos-8」が用意されています。具体的な打ち上げ予定はまだ決定されていないのですが、2020年後半に別のファルコン9で打ち上げられる可能性があるそうです。またこちらは、保険代金などではなく通常の6200万ドル(約70億円)という打ち上げ代金が支払われる予定となっています。
 
Image Credit: スペースX
■Spacecom returns to SpaceX for one, possibly two launches
http://spacenews.com/spacecom-returns-to-spacex-for-one-possibly-two-launches/

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