2012年8月に探査車「キュリオシティ」が火星に降り立ってからはや5年。同探査車は火星を移動しながら、さまざまな風景を撮影してきました。そしてグーグルはそのデータを利用し、火星地表を探査車のように移動できるコンテンツ「Access Mars」を公開しています。
Access Marsは、NASAのジェット推進研究所が作成した3Dイメージを利用しています。閲覧できる地形はキュリオシティの着陸地点だけでなく、パーランプ丘やマレー・ビュートなどの他のミッション地点も可能。さらに、今後も地図データはアップデートされるそうです。
今回の地図は「WebVR」という技術を利用して製作されました。コンテンツはブラウザからだけでなく、VRヘッドセットやスマートフォンでも閲覧することができます。
なお、キュリオシティは火星に生命が存在している、あるいはしていた証拠を探しています。いつか、その証拠がAccess Marsにも登場することを期待して待ちたいですね。
Image Credit: グーグル
■Access Mars
https://accessmars.withgoogle.com/
■Helping NASA and JPL bring the surface of Mars to your browser
https://blog.google/products/google-vr/helping-nasa-and-jpl-bring-surface-mars-your-browser/