三菱航空機(株)提供
三菱航空機はMRJ Newsletterの28号で、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機4号機が、8月〜9月にアリゾナ州メサのフェニックス・メサ・ゲートウェイ空港で極暑飛行試験を実施したと発表しました。
今回の極暑飛行試験では、最高気温42度の中で実施されました。これは今年始めにフロリダ州エグリン空軍基地のマッキンリー極限気候研究所で実施された試験の延長となり、地上施設でのデータをもとに実際の環境制御システムを改善したとしています。また、試験自体も順調に執り行われたとのことです。
上のイラストは、MRJの空力設計の最適化の工程です。多目的設計探査(MODE)用いると、青い部分の局所的な衝撃波を緩和し、空力抵抗の低下とバフェットリスクの低減が実現できます。
Image Credit: 三菱航空機(株)提供
■MRJ
http://www.flythemrj.com/