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小型ロケット「SS-520 5号機」12月25日のクリスマス打ち上げへ 超小型衛星「TRICOM-1R」搭載

sorae.jp 2017年11月13日 15時25分


 
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2017年11月13日、小型ロケット「SS-520 5号機」を12月25日10時00分〜14時15分(日本標準時)に打ち上げると発表しました。打ち上げは鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から行われます。
 
SS-520 5号機は観測ロケット「SS-520」を3段式にしたロケットで、全長は9.54m、重量は2.6トン。固体燃料を利用し、低軌道に4kg以上の打ち上げ能力を持ちます。今年1月に打ち上げられた「SS-520 4号機」は残念ながら実験に失敗してしまいましたが、今回の打ち上げではその対策が実施済みとしています。
 

 
そして搭載されるペイロードは、東京大学が開発した超小型衛星「TRICOM-1R」。縦横116×奥行き346mm、重量約3kgのこの人工衛星は、地上からのデータの送受信を行う「Store and Forwardミッション」や地球撮影、打ち上げ・軌道投入後に地球を撮影し観測データを送信する「即時観測ミッション」を行う予定です。
 
SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証実験の期間は12月25日から2018年1月31日(予備期間を含む)に設定されています。
 
Image Credit: JAXA
■SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証実験について
http://www.jaxa.jp/press/2017/11/20171113_ss-520-5_j.html
(文/塚本直樹)

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