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国産民間ロケット「MOMO2号機」、打ち上げ向けクラウドファンディングを12月3日に開始予定!

sorae.jp 2017年11月29日 13時22分


 
2017年7月30日に北海道大樹町から宇宙を目指した、インターステラテクノロジズの観測ロケット「MOMO(初号機)」。残念ながら打ち上げは失敗に終わりましたが、同社は公式Twitterアカウントにて「(MOMOの)2号機の打ち上げにむけたクラウドファンディングを12月3日に開始する予定」だと明かしています。
 

インターステラテクノロジズではMOMO初号機のデータを分析し、設計の見直しや新要素の開発を続けてきました。そして2号機の打上げに向けたクラウドファンディングを12月3日に開始する予定です! 開始までこれまでのISTの活動について毎日投稿していきます。

— なつのロケット団公式 (@natsuroke) November 28, 2017


 
MOMO初号機は高度100kmへの到達を目指した観測ロケット。全長は8.5m、直径は50cm、総重量は900kgで、推進剤にはエタノールと液体燃料を利用しています。そして約4分間の微小重力環境での実験や観測、技術試験からエンタメ分野での利用も想定されているのです。
 
そしてMOMO初号機ではクラウドファンディングキャンペーンを実施し、開発資金の一部を募集しました。また1000万円で「打ち上げボタンを押す」権利が登場し、実際にそのプランの購入者が現れたことも話題になりましたね。
 
MOMO2号機のクラウドファンディングの詳細については、今後明かされるそうです。毎日新聞などの報道には、「MOMO2号機の打ち上げは2018年春にも」とのインタビューも掲載されています。アメリカ程は活発でない印象のある国内の民間宇宙開発ですが、インターステラテクノロジズのような企業によってその道筋がつけられ、さらに参入者が増えることを期待したいものです。
 
Image Credit: インターステラテクノロジズ
■なつのロケット団公式(Twitter)
[https://twitter.com/natsuroke/status/935456527745400832]
(文/塚本直樹)

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