いよいよ2017年12月17日(以下、全て日本時間)にカザフスタンから宇宙へと旅立つ、日本の金井宇宙飛行士。そんな金井宇宙飛行士を歓迎するのは国際宇宙ステーション(ISS)のクルーだけではなく、きぼう船内ドローン「Int-Ball」もその一員です。
そして最新の「Int-BallだよりVol.7」では、新クルー加入を前にしたInt-Ballの活躍の様子が公開されています。
本体にカメラと移動用のファンを装備したInt-Ball。きぼう内に設置されたマーカーを利用し、浮遊する場所を固定しながらさまざまな方向の撮影が可能です。
Int-Ballの目は現在撮影している方向や撮影していることがわかりやすいように、青く光るんですね。また目が赤く光っている時にはコントロールに支障が出ていることを意味します。そして小さくて可愛いInt-Ballのサイズも、宇宙飛行士がつかみやすいようにとの配慮で決定されたそうです。
金井宇宙飛行士は2017年12月17日の16時21分に「ソユーズ」ロケットで打ち上げられ、19日夜にハッチオープンとISSへの入室が予定されています。打ち上げの様子はYouTubeでも配信されるので、ぜひ一緒に打ち上げを応援しましょう!
Image Credit: JAXA
■Int-BallだよりVol.7
http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/171214_int_ball.html
(文/塚本直樹)