エアバスは2017年12月14日(現地時間)、デルタ航空が「A321neo ACF(エアバス・キャビン・フレックス)」を100機発注したと発表しました。
A321neo ACFはエアバス単通路型機の最大機種で、プラット・アンド・ホイットニー社製のPW1133G-JMエンジンを搭載。最大4000海里を飛行できます。また新たなドア設置などで客室スペースを効率的に利用しているそうです。
A321はA320ファミリーの最大機種で、最大240席を装備。またA321neoは最新エンジンと高い空力性能により、2020年までに20%の燃費削減を実現します。また、デルタ航空に引き渡されるA321neoの多くは米アラバマ州モービルのA320ファミリー最終組立工場で製造される予定です。
2017年11月末時点で、デルタ航空はA320ファミリーが150機、A330が42機、A350 XWBが4機の196機のエアバス機を運行中です。今回の発注ではボーイング機かエアバス機かのどちらが選定されるのかで、注目を集めていました。
Image Credit: エアバス・ジャパン
■エアバス・ジャパン
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(文/塚本直樹)