2017年12月17日(現地時間)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、金井宇宙飛行士らが搭乗する「ソユーズMS-07」宇宙船が打ち上げられました。宇宙船は所定の軌道に投入され、打ち上げは無事成功しています。
今回ソユーズに乗り込んだのは、第54/55次長期滞在クルーのロスコスモスのソユーズコマンダーのアントン・シュカプレロフ宇宙飛行士、NASAのフライトエンジニアのスコット・ティングル宇宙飛行士、そしてJAXAのフライトエンジニアの金井宣茂宇宙飛行士です。
無事起動に投入されたソユーズMS-07ですが、現在国際宇宙ステーション(ISS)を目指して航行しています。また日本時間の19日17時43分にはドッキング、その後にISSのハッチオープンと入室が予定されており、その模様はインターネット中継される予定です。
ISSから帰還した大西宇宙飛行士に続き、金井宇宙飛行士もJAXAのメンバーとしてISSに長期滞在することになります。なお、滞在期間は約6ヶ月が予定されています。
Image Credit: NASA
■国際宇宙ステーション第54/55次長期滞在クルー金井宣茂宇宙飛行士搭乗のソユーズ宇宙船(53S/MS-07)の打上げについて
http://www.jaxa.jp/press/2017/12/20171217_53s_j.html
(文/塚本直樹)