ロッキード・マーティンは、2017年12月18日(現地時間)に2017年における66機目のステルス戦闘機「F-35 ライトニングII」を納入したと発表しました。これにより、同社は年内導入目標を達成したとのことです。
これまで米軍や海外向けに265機以上が納入されたF-35。さらに戦闘機だけでなく530人以上のパイロットや5000人近くのメンテンナンススタッフがトレーニングを受け、その累計飛行時間は11万5000時間にも達しています。
そして非常に気になることに、12月25日には共同通信社が、短距離離陸・垂直離着陸型(STOVL)の「F-35B」を防衛省が海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦向け導入を検討していると報じています。
日本は航空自衛隊へと通常離陸型(CTOL)となる「F-35A」の42機の導入が予定されています。今回の報道は公式なものではありませんが、もし海上自衛隊がF-35Bを導入するのであれば、42機の一部が置き換えられるのか、あるいは追加導入されるのか、注目が集まります。なお、山口県の岩国基地では米海兵隊向けのF-35Bが配備済みです。
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■ロッキード・マーティン
https://www.lockheedmartin.com/us.html
■「空母」運用機を本格検討
https://this.kiji.is/317708664863835233?c=51548125355900932
(文/塚本直樹)