ドローンのカメラを取り外して手持ちのビデオカメラとして使いまわすアイディアはDJIも採用しているが、クラウドファンディングサイトのKickstarterに登場したのは、より手軽な小型ドローンの「PITTA」です。
PITTAは本体サイズが170mm、重量が約200gと、非常に軽量なドローンに仕上がっています。ちょうど200gということで日本の改正航空法に引っかかるかどうかは微妙なところですが、バッグに入れて持ち運んで現地で飛ばすなどの運用が可能です。
本体には1300万画素カメラを搭載し、4K解像度/30fpsでの動画撮影が可能。飛行時間は最大15分間で、スマートフォンで本体をコントロールします。
さらにドローンからアームやローターを取り外すことで、アクションカムとしても利用可能に。手持ちだけでなく、自撮り棒に装着したり、マウンタを経由して自転車に装着しての撮影も可能です。
PITTAはすでに資金募集に成功しており、現時点では279ドル(約3万2000円)の出資で購入できます。製品は2018年5月の出荷を予定しており、日本への配送も可能です。人口密集地で飛ばせるかは要確認ですが、価格的にもサイズ的にも、なかなか面白いドローンが登場しましたね。
Image Credit: Kickstarter
■PITTA – Transformative Autonomous 4K Selfie Drone
[https://www.kickstarter.com/projects/1627662609/pitta-transformative-autonomous-4k-selfie-drone/]
(文/塚本直樹)