ボーイングは2017年12月22日、航空自衛隊向けの空中給油・輸送機「KC-46ペガサス」を受注したと発表しました。同機の海外向け契約は今回が初めてとなります。
対外有償軍事援助(FMS)の一環として、アメリカ空軍を通じてボーイングへと与えられた今回の契約。契約金額は機体とロジスティクスサポートを含めて2億7900万ドル(約320億円)になるとしています。
航空自衛隊の空中給油機選定「KC-X」プログラムとして選択されたKC-46は、同隊が運用する4機の「KC-767J」にくわわることになります。なお、KC-46のベースとなっている「ボーイング 767」の機体製造では日系企業が16%を担当しています。
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■Boeing Receives Contract for Japan KC-46 Tanker
http://boeing.mediaroom.com/2017-12-22-Boeing-Receives-Contract-for-Japan-KC-46-Tanker
(文/塚本直樹)