ロスコスモスの発表によると、ウクライナで製造された「ゼニット」ロケットは2017年12月26日(現地時間)、同国のバイコヌール宇宙基地からアンゴラ初の人工衛星「Angosat-1」を打ち上げたとしています。
通信衛星のAngosat-1は、ロシアのRSCエネルギアが製造。重量は1.6トンで、アンゴラやアフリカ諸国に通信サービスを提供します。予定運用期間は15年です。
また今回打ち上げに利用されたのはゼニットの派生型「ゼニット2SB」となります。ロケット上段にはロシア製の「フレガート」が搭載され、人工衛星を高度3万6000kmの静止軌道へと配置する予定です。
Image Credit: ロスコスモス
■Angola’s First Satellite Launches Into Space on Zenit Rocket
https://www.space.com/39210-angola-first-satellite-launch.html
(文/塚本直樹)