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岐阜県大垣市で発生した、イベントでのドローン落下による事故。これについて、国土交通省は現在「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」の改正に関するパブリックコメントを募集しています。
大垣市の事故では、残念ながら旧型のドローンとずさんな運用などの複合的な理由により、ドローンが落下しイベントの観客に軽症を負わせることになりました。報道によれば、すでに国土交通省はドローン下方の半径30メートル以上の立ち入り禁止区域の設定を義務付ける方針を固めているとされています。またローターガードの装着の義務化や、ドローンの周りをネットで覆うなどの案も検討されています。
国土交通省は事故の再発防止のため、審査基準の見直しを行うとしています。またNHK News Webによれば、新基準は来月にも始まる予定です。国土交通省へのパブリックコメントの送付の期日は2018年1月12日までで、フォームはこちらのURLから入手できます。
業務用途だけでなく、ホビー用途でドローン飛行を楽しむ方も、ぜひドローンの安全な運用のためにコメントを送ってみるのはいかがでしょうか。
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■「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」の改正に関するパブリックコメントの募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155171229&Mode=0
(文/塚本直樹)