航空機メーカーのエアバス社(本社:フランス)は、2017年の民間航空機納入機数が過去最高の718機に達したことを発表しました。
エアバスはアメリカのボーイング社と並ぶ、世界の2大航空機メーカーのひとつで、日本国内では小型のA320シリーズが多くの航空会社で使用されているほか、大型のA350XWBが日本航空から、超大型のA380が全日空から発注されているなど、近年存在感を高めています。
2017年は世界各国の航空会社に過去最高の718機を納入し、15年連続の増加となりました。中でも最新機種のA320neoやA350XWBが大幅に納入機数を伸ばしています。
また新規の受注は1,229機、キャンセル分を引くと1,109機の純増で、過去5番目に多い機数でした。年末時点での受注残数は7,265機で、金額にすると約120兆円(カタログ価格)にもなるとのことです。
Image Credit: AIRBUS