「ドローン、飲んだら飛ばすな」が世界的にも周知されつつあるようです。アメリカのニュージャージー州では飲酒状態でのドローン操縦が正式に違法行為として認められ、1000ドル(約11万円)の罰金と最高6ヶ月の懲役を受ける可能性があると報じられています。
今回ニュージャージー州で署名された規制は、飲酒状態や薬物使用、あるいは幻覚状態でのドローン操縦を禁止するものです。その判断はクルマの飲酒運転と同じく、血中のアルコール濃度が0.08%以上だと飲酒状態だと認められます。
また法案では、ドローンで刑務所を調査する、救急隊員の活動を妨げる、あるいは野生動物に危害を加える行為も禁止されています。
ニュージャージー州はアメリカでも初めてドローンの飲酒操縦を禁止した州になりましたが、現在アメリカ38州でも同様の規制が検討されています。飲んだら飛ばすなは常識で考えれば当たり前ですが、不慮の事態を避けるためにも法律的な規制が必要となってくることでしょう。
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■You could be fined and jailed for drunk droning in New Jersey
https://www.theverge.com/2018/1/17/16902352/new-jersey-drunk-drone-flying-laws
(文/塚本直樹)