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米空軍、スペースXを引き続き信任 Zuma失敗報道に続き

sorae.jp 2018年1月31日 16時25分


 
2018年1月7日にスペースXの「ファルコン9」ロケットで打ち上げられ、その後に失敗したとも報じられている政府系機密ミッション「Zuma」。その後のBloombergの報道では、アメリカ空軍は引き続きスペースXにミッションを信任すると伝えています。
 
Zumaではファルコン9は謎のペイロードを搭載して打ち上げられましたが、報道ではその軌道投入に失敗したと伝えられています。一方、スペースXは「ロケットの打ち上げは正常に行われた」と主張。今回の報道が事実なら、スペースXの主張をアメリカ空軍も認めていると捉えられそうです。
 
なおZumaのペイロードはノースロップ・グラマンが製造し、またロケット第2段と接続するアダプターも同社が開発したと報じられています。そしてZumaの失敗の理由は、このアダプターの不具合にあったと予測されています。
 
スペースXはこれまで、Zumaを含めて3回の政府系機密ミッションに関わってきました。2017年5月にはNROの衛星打ち上げミッション「NROL-76」、そして同年9月には米空軍のスペースプレーン「X-37B」の打ち上げを実施しています。
 
Image Credit: スペースX
■Air Force Maintains Trust in SpaceX After Secret Zuma Mission: Report
https://www.space.com/39464-air-force-spacex-confidence-zuma-mission.html
(文/塚本直樹)

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