2016年に発表され、世界に衝撃を与えた空飛ぶタクシー「Ehang 184」。こちらが2018年2月6日(現地時間)に、人を乗せての初飛行に成功しました。
中国Ehangが開発をすすめるEhang 184は1人乗りのマルチローター機で、機体の4隅に8ローターを搭載します。機体はカーボンファイバーなどで構成され、バッテリーとモーターの力で飛行。最高時速は130km、航続時間は25分間、40〜50kmの移動が可能です。再充電は1時間程度で終了し、自動運転での移動も可能です。
現在空飛ぶタクシーではエアバスが「ヴァーハナ」の初飛行を成功させ、インテルやボーイング、ベル・ヘリコプターどの大企業、それにVolocopterのようなベンチャーも機体開発を進めています。
EhangはEhang 184について、以前にドバイでの運行計画を発表していました。その他にもネバダ州での飛行テストも発表されていますが、実際の運行開始時期については現在不明となっています。
Image Credit: Ehang
■Ehang flying taxi shown lifting passengers into the air for the first time
https://newatlas.com/ehang-taxi-drone-manned-flight-tests/53270/
(文/塚本直樹)