日本ロッキード・マーティンは2018年2月24日、最初の航空自衛隊向け「F-35A」が三沢基地に配備されたと発表しました。
航空自衛隊は42機のF-35Aの配備を予定しており、最初の4機(AX-1〜AX-4)はテキサス州フォートワースにあるロッキード・マーティンの工場で製造し、5機目(AX-5)と6機目(AX-6)は愛知県の三菱重工の最終組立・検査工場(FACO)で組み立てられました。今回、三沢基地に配備されたのはこのAX-6となります。
今回の配備について、ロッキード・マーティンのカスタマーリクワイアメント担当副社長のGary North(ゲイリー・ノース)氏は、「F-35の配備は日本の防衛力を大幅に高め、日米安全保障同盟を強化することになるでしょう」と期待を寄せています。
なおロイターなどの一部報道では、現在日本政府はF-35Aだけでなく短距離離陸・垂直離着陸型(STOVL)の「F-35B」の導入の検討や、追加で20機以上のF-35Aを国内組み立てではなく購入することで調整しているそうです。
Image Credit: ロッキード・マーティン
■ロッキード・マーティン
https://www.lockheedmartin.com/us.html
■日本が20機以上のF35A追加調達へ、国内組立取りやめも=関係者
https://jp.reuters.com/article/f35a-idJPKCN1G508T
(文/塚本直樹)