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スカパーJSAT、ブルー・オリジン「ニュー・グレン」ロケット利用で合意

sorae.jp 2018年3月14日 8時13分


 
スカパーJSAT株式会社は2018年3月13日、宇宙開発企業のブルー・オリジン(ブルー・オリジン・フロリダ)社と「ニュー・グレン」ロケットの利用に関する合意書を締結したと発表しました。
 
スカパーJSATは人工衛星の運用をおこなっている国内企業です。そして今後はニュー・グレンを利用し、通信衛星の打ち上げ計画の選択肢と柔軟性を確保することが目的だと表明しているのです。
 
ブルー・オリジンはアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏が率いる宇宙開発企業で、現在は再使用可能な「ニュー・シェパード」ロケットの試験打ち上げを実施しています。またニュー・グレンは「サターンV」ロケットに迫る超大型ロケットで直径が7メートル、全長が約82メートルから95メートル。構成に応じて2段式のものと3段式のものが存在。エンジンにはメタン燃料を使用する「BE-4」を第1段に7基利用します。
 
2016年の発表時では、ニュー・シェパードは10年以内の打ち上げが予定されています。今回の発表は具体的な計画については触れていませんが、ニュー・グレンの事業に力強いパートナーが現れたことになりそうです。
 
Image Credit: ブルー・オリジン
■宇宙開発企業ブルー・オリジン社との合意書締結について
https://www.sptvjsat.com/load_pdf.php?pTb=t_news_&pRi=1123&pJe=1
(文/塚本直樹)

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