ボルチモアにて開催されたFAAシンポジウムにて、アマゾンやグーグル、ボーイング、GE(ゼネラル・エレクトロニクス)は独自のドローン用航空管制システム(UTM)の開発に乗り出すことを表明しました。
このシステムは携帯ネットワークを利用し、複数のドローンが衝突を避けながら遠隔操縦で飛行するためのものです。システム開発にはNASAもサポートとして参加し、開発は3ヶ月以内にスタートすると報じられています。
現在アマゾンやグーグルはドローン配達システムの開発に乗り出していますが、複数ドローンを統括的に運用するためにはUTMが必須となってきます。今回のUTMはFAA(連邦航空局)による地上レーダーと人力を利用したシステムとは異なるものとなる予定です。
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■Amazon, Boeing, GE and Google to develop private Unmanned Traffic Management (UTM) system
[https://dronedj.com/2018/03/12/amazon-boeing-ge-and-google-to-develop-private-unmanned-traffic-management-utm-system/]
(文/塚本直樹)