2018年1月、「アリアン5」ロケットによって大気観測装置「GOLD(Global-scale Observations of the Limb and Disk)」が打ち上げられました。
GOLDは民間人工衛星「SES-14」に搭載され、通信の断絶などトラブルを経験しながらも無事に打ち上げられました。GOLDはハリケーンや津波など、低層大気圏の観測を目的として開発されました。また、地球の大気圏の最上部から天候をモニターできる最初の観測装置となります。
なお、上の画像はSES-14やGOLDが投入される静止軌道からはかなり低い場所に位置する、国際宇宙ステーション(ISS)から2017年12月撮影された写真です。
Image Credit: Satellite rendering by Chris Meaney, NASA Goddard’s Conceptual Image Lab. Caption based on a story by Lina Tran, NASA GSFC
■Going for Atmospheric GOLD
https://www.nasa.gov/image-feature/going-for-atmospheric-gold
(文/塚本直樹)