いよいよ来年前半の小規模な打ち上げテストが発表された、スペースXの次世代大型ロケット「BFR」。こちらの製造工場がロサンゼルスに設置される可能性が指摘されています。
報道によれば、現在スペースXはロサンゼルス港の管理業者と「大型商業輸送機」の製造施設の建設について交渉しています。残念ながらこれが具体的に「BFR」とは明言されていないのが歯がゆいのですが、ドキュメントには「そのサイズの大きさから海に面した施設が必要だ」とも記載されており、今回のような推測が登場しているのです。
BFRは全長106mと巨大なロケットで、2020年代には現在スペースXが運用している「ファルコン9」や「ファルコン・ヘビー」を置き換える予定です。スペースXはロサンゼルスにてすべてのロケットや宇宙船を製造しており、新たな巨大ロケットもロサンゼルスで製造される可能性は十分にありそうです。
Image Credit: スペースX
■Is SpaceX Planning to Build Its BFR Mars Rocket in Los Angeles?
https://www.space.com/40062-spacex-building-bfr-mars-rocket-los-angeles.html
(文/塚本直樹)