エアバスはゾディアック・エアロスペース(Zodiac Aerospace)と共同で、航空機の貨物室に設置する寝室つきコンパートメントのコンセプトを公開しました。
このコンセプトはエアバスA330やA350 XWBへの搭載が想定されており、通常の貨物と置き換えることでそのまま貨物室に搭載できます。そして内部では、長距離航路で乗客が睡眠を取ることができるのです。なんだか、パイロットやフライトアテンダントなどのクルー用の寝室のようですね。
このコンパートメントのコンセプトは2020年までの開発が予定されています。また寝室以外にも子供用のプレイルームや医療用施設、ラウンジ、カンファレンスルームなどとしての利用も想定されているそうです。
Image Credit: エアバス
■Airbus turns aircraft cargo bays into spacious sleeping berths
https://newatlas.com/airbus-aircraft-cargo-sleeping-berths/54149/
(文/塚本直樹)