太陽から吹き付けるプラズマと、地磁気と大気の複雑な反応によって発生する「オーロラ」。上の画像は、夜の北米の夜景とオーロラを同時に捉えたものです。
2018年4月21日に気象衛星「スオミNPP」によって撮影された、今回の画像。搭載された観測機器「VIIRS」を利用し、緑から近赤外線の波長で撮影しました。
実は4月19日には太陽から強烈な太陽風が吹き付け、数日後に地球へと到着。それにより、オーロラが発生したのです。さらに、近年ではオーロラと関連した大気の発光現象「スティーブ(STEVE)」も観測されています。
Image Credit: NASA/Joshua Stevens/Suomi-NPP
■Behold the Northern Lights
https://www.nasa.gov/image-feature/behold-the-northern-lights
(文/塚本直樹)