ESA(欧州宇宙機関)は2018年4月25日(現地時間)、地球観測衛星「Sentinel-3B」を搭載した「ロコット」ロケットをプレセツク宇宙基地から打ち上げました。Sentinel-3Bはパドル展開と信号の受信が確認され、打ち上げは成功しています。
重量約1.2トンのSentinel-3Bは高度815kmの極軌道へと移動し、地球の海洋や陸地、大気の継続観測を行います。これは、2016年に打ち上げられた「Sentinel-3A」と同じ軌道となり、両者は最低7年間の運用期間が設定されています。
Esntinel-3はヨーロッパによる地球観測プログラム「コペルニクス」を構成する観測衛星で、すでに同計画として30機以上の人工衛星が打ち上げられています。また、その多くにSentinelシリーズの人工衛星が含まれます。
Image Credit: ESA
■Liftoff! Europe’s Newest ‘Sentinel’ Satellite Will Study Earth’s Seas, Land and Air
https://www.space.com/40408-earth-observation-satellite-launches-sentinel-3b.html
(文/塚本直樹)