日本経済新聞は2018年5月8日、日本航空(JAL)が欧米路線などを含む格安航空会社(LCC)を創立し、2020年にも運行を開始すると報じています。こちらの新会社の拠点は成田空港となるようです。
現在国内LCCとしてはANAと資本関係にある「ピーチ(Peach Aviation)」と「バニラエア」、そしてJALやカンタス航空が出資する「ジェットスター」が存在します。このうちピーチとバニラエアは統合が正式に発表されており、アジア地域を中心としてさらに航路を広げる予定です。
一方ジェットスターは国内線や近距離国際線で運行されており、JALは中長距離路線に新たなビジネスチャンスを見出しているようです。欧米路線の旅券はまだまだ高額なイメージがありますが、もし報道が事実なら中長距離便を利用する国内顧客にとっては大いに魅力的な選択肢になることが期待されます。
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■日航、中長距離LCC参入 20年にも欧米路線
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30211000Y8A500C1SHA000/?nf=1
(文/塚本直樹)