中国は2018年5月8日(現地時間)、「長征4号C」ロケットを太原衛星発射センターから打ち上げました。ロケットに搭載されていた地球観測衛星「高分5号(Gaofen 5)」は軌道投入に成功しています。
高分5号は高度680kmの極軌道に投入され、地上と水資源、空中の汚染物質、温暖化ガスなど、環境関連のデータを収集します。予定運用期間は8年間で、ハイパースペクトルカメラなど6つの観測機器を搭載しています。
なお、中国は地球環境汚染の観測において国際的な協調姿勢を打ち出しています。また、同国は今年に入ってから14回のロケットの打ち上げに成功しています。
Image Credit: Xinhua
■Chinese satellite successfully launched to monitor environment
https://spaceflightnow.com/2018/05/09/chinese-satellite-successfully-launched-to-monitor-environment/
(文/塚本直樹)